2016/08/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 僕の最近のやりすごし方、ストレスマネジメントとアサーションについて

僕の最近のやりすごし方、ストレスマネジメントとアサーションについて

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最近、胡散臭いブログエントリを書いてなかったので、
とびっきり胡散臭いのを書こうと思います(どれも胡散臭いよ、、とか言っちゃダメだ)。

2冊本を読んで、それが割と自分の生活の軸になっているという話です。


この2冊です。全然技術書じゃないですが、
僕の仕事や、仕事以外の普段の生活で役立っています。

改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために
改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために



実践! ストレスマネジメントの心理学
実践! ストレスマネジメントの心理学




はい、ということでストレスマネジメントとアサーションです。
JUnitとかのAssertではありません。


僕は、自分自身にあまり頓着がない方で。自己管理が出来ず、
いつの間にかストレスを蓄積したり普通に体調を崩したりとかよくしてました。
で、ストレスってどこからやってきてどう対処すべきなのかという術を
全然知らなかったので何か体系的な知識が欲しくなりました。
ということでこの本を読むことになったのですが。


前提として、ストレスというのは無くならないだろうし
嫌なことも嬉しいことも人それぞれあるだろうという考えがあります。

なので、「ストレスが無くす」とか「ストレスに強くなる」とか個人的には疑念を持っています、僕は。
Javaの世界からnullは無くならないのと同じようなテーマと言えば伝わるでしょうか。


アレですよね、
「なんでか分からないけど動いている」より「なんで動いているか分かる」方が良いと思うんです。
コンピューターもそうです。ストレスもそうです。
原理がわかれば適切に問題を回避出来るのだろうと。


ストレスとは、ゴムボールと外からの圧力みたいに例えられます。
圧力を与えるものをストレッサーと言います。
RequestProcessorみたいな感じです。

ストレッサーによるストレスが適度だとゴムボールはハリのある状態になります。
ストレッサーによるストレスが過度になるとゴムボールはパンクします。
これがストレスを感じて落ち込んでいる状態です。

ストレッサーは人によって個数が違います。家庭環境、仕事、環境などなど。


ここまでくれば大分簡単ですよね。
トラフィックを捌けるようにスケールアップしたりスケールアウトしたりするか、
トラフィック(ストレッサーからのストレス)自体を減らすか。

人間はなかなかスケールアップやスケールアウトは難しいので、
僕はトラフィックを減らすようにしています。


トラフィックを減らすために重要なのは、
自分のストレッサーとストレスを客観的に認識し定義することです。

つまり計測する必要があります。

計測してトラフィックの多い時間帯や原因を突き止めて回避すれば良いのです。
ってなことを僕はやるようにしたら大分心が穏やかになりました。


そういう対処をするようになってはじめて、
自分がストレスを感じているものを理解しました。

先程も少し書いたのですが、驚くほどに
「自分が何にストレスを感じているか何を恐れているか」を知らないことを知りました。

そうすると、結構面白いんですよね。大体がしょうもないことが多くて。
まぁ、人によっては自他ともに認めるほどの圧倒的なストレス問題とかあったりすると思うのですが、
僕の場合は紐解けば些細な事だなぁ〜、がほとんどでした。


以上、ストレスとの向き合い方に関してでしたが、
もう一つアサーションというものも結構僕にはしっくり来ました。

ストレスは結構回避出来るようになった実感はあったのですが、
大事な場面で自分の言いたいことが言えないぜ、ポイズン!
みたいなことが多くてモヤモヤしてたりが多く、結構自分の課題でした。

そんな中、噂に聞いてた「アサーティブ」とか「アサーション」とかいう自己表現法がある
とかいうのを思い出したので、これまた本を1冊買ってみたのでした。

アサーションは、ざっくり言うと自己表現の権利であったり規約です。


人間の性格は以下の3つだとします。

1.アグレッシブなタイプ=攻撃的・自分の主張が伝われば良い。他人の主張を蔑ろにする、など

2.ディフェンシブなタイプ=受け身、争いが起こらないように自己主張はしない、状況に身を任せて流れるままに従う

3.アサーティブなタイプ=自分の主張もするし、相手の主張も受け入れる

まぁ、こうやって並べると3が一番望ましいみたいなことになるのは当然。
なのでまぁ、そんな定義だーぐらいなもんです。


アサーション自体がそもそもアメリカ由来なのですが、
アサーション権という権利があるのだ、というやつです。
人間には楽しい、嬉しい、悲しい、あれしたい、これしたくないなどを伝える権利があるという、
自己主張は権利なのですよって話です。

この権利を守ることが人権を守ることなんですよってやつです。


ここまで並べると結構胡散臭いのですが、
一番感銘をうけたのは、アサーション権には「自分の主張を伝えたくない人には伝えなくて良い」
というのが含まれているところです。言いたくない人に言わないで良いじゃん、と。
分かり合いたい人とだけ分かり合えれば良い。と。

人類みな兄弟的な非現実さが無いので良いなと思いました。


という感じで、ハウツーが書いてある本ではないのですが、
これもまた原理が分かれば怖くないというか。

「あぁ、これで良いんかぁ」ってな具合に自分の言いたいことを
無難に伝えられる様になったかなぁと思います
(無理やり伝えるとか、押し通すとかイニシアチブを取るとかそういうものではない)。
依然として、僕はそういうの下手くそなんですが。


言いたくなけりゃ言わんでも良いし、と。
「そんなん当たり前やん」って感じだと思うのですが、
本を読んでみると迷いが減りました。

それは多分、自分の中に面白いこと・圧倒的に正しいこと・模範となることとか以外喋っちゃダメなんだ、
みたいな潜在意識があったからだと思います。僕の謎のフィルターです。

プロトコルに従ってれば大丈夫だろう的な気持ちです。


好きにしよう



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