2024/02/15 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - レコメンドとSEOの海に埋もれた俺達のインターネット

レコメンドとSEOの海に埋もれた俺達のインターネット

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最近の話題な記事をいくつか見て、自分もなにか書きたくなった。

google検索の劣化して専門家はdiscordに行ってしまいインターネットには屑情報だけになってしまった(https://orangestar2.hatenadiary.com/entry/2024/02/13/174845)

我々の愛したGoogle検索はすでに死んでいる(https://novtan.hatenablog.com/entry/2024/02/15/105259)

脱タムパ的思考論ー「言語化がスゲぇ」が実は全く凄くない理由。(https://note.com/symsonic/n/n2c491800482a)


自分としても、以前にこんな記事を書いていた。このあたりとつながるところを感じ、再考してみようと思った。

インターネットに開き続けていたい(https://yyyank.blogspot.com/2021/05/blog-post.html)

ベテランになるほどブログを書かなくなってくる(https://yyyank.blogspot.com/2023/05/blog-post.html)


誰でもインターネットに繋がる時代。動画、記事、何でも見れる時代。簡単に動画投稿、記事投稿が出来る時代。コンテンツは溢れた。誰もが閲覧でき、誰もがチャンスを作れる時代であり、大量のコンテンツがインターネットには渦巻いている。


大量のコンテンツ全てがあなたの求めるものか?
より届けたいものを示すために、各プラットフォームは進化した。具体的にはSNSのおすすめ、人気ランキングなど。
大量のコンテンツを整理し、ユーザー個別に興味の有りそうなものが並ぶ。すごい時代だよなと思う。作る側はレコメンドエンジンを工夫してよりユーザーに満足してもらうような仕掛けも出来る。


というわけで、アルゴリズムに沿って各プロダクトで考えた、あなたが「なんとなく興味のありそうなコンテンツ」が並ぶわけですが。



X(Twitter)、YouTube、Facebook。何でも良いが
初手、ふと目に入るページは大体決まって「なんとなく興味のありそうなコンテンツ」が並ぶようになってしまった。その時点で既に恣意的なフィルターがされていると言っても良い。

「なんとなく興味のありそうなもの」の中から、1つを選び、更に探索する。サイト内をサーフィンする。そういった流れを各サイトは作っている。
おすすめは毎回変わり、刹那的なものになり、追いかけることも困難になっている。


つまり、日々の生活は「おすすめの海」をくぐり抜けるところから始まる。それだけで集中力は奪われる。


そして、すでにフィルターされてしまったものから探索している。実は、能動的に見えてかなり受動性が高い気がする。知らず知らずに能動性を奪われるように仕向けられている。


お気に入りやマイページのようなものもあるが、ヘビーユーザー向けであり、大体は「おすすめ」がどんどん現れ、興味関心を惹く仕掛けがメインに散りばめられている。


大量のコンテンツから、限りある集中力を奪われないために、人類はタイパ思考なるものを選んだ。

「最近の若者はタイパとか効率しか考えとらん」と厄介オジサンになりたくなる一方で、大量コンテンツの溢れるSNS全盛の世の中と共に成長してきたと考えると納得行くというか、そうなるよなぁというところもある。

タイパを意識しないとSNSを見るだけで無限にコンテンツを消費して毎日が終わる。



能動性という意味で、「自分で検索してゼロから探す」という選択肢がある。

しかしこれも冒頭で記載したブログ記事にあるように ハックされたSEOによって意味が薄れてしまった。

レコメンドと同じく「いかがでしたか?の海」「SEOの強いサイトの海」をくぐり抜けるところから始めないといけない。
厄介なことに、検索エンジンを使いこなせないと掻い潜ること自体が難しい。


かくして、個人ブログや個人の意見、レコメンドやSEOといった拡大レンズのないコンテンツには、顕著にたどり着きにくくなった。
元々、仕組み的にSEOやオススメに埋もれるのが常であると思うけど、より一層その傾向が増し、もはや「見えない」レベルまで来ているのかもしれない。


X(Twitter)はもはや、レコメンドやインプレゾンビ、フェイクに囲まれて周囲が見えない。

過去にコミュニティの知り合い同士で自然発生的に生まれたやりとりも、相当減ったと思う。ある意味そういった自然発生のための「自然」が減ったとも言える。



そうなると、レコメンドや検索エンジンの邪魔の入らないところへと場所を変えるしかない。DiscordやSlackなどクローズドなコミュニティにたどり着くのもある種仕方ない。

その結果、みんな個人ブログをなかなか書かなくなるし、知見は内に閉じる。
そういったことは以前に僕が怪文書に記した。
この流れは分かる一方で、このサイロ化はどうにかしたいというのが個人的な意見。


端的に言うと、オジサンなので昔みたいな雰囲気でワイワイやりたいんや!
とだけ言うと懐古主義的なだけにも取れるけど、時代の流れとともに皆が昔のインターネットを感じられないのが勿体ないなと思うところが強い。

昔に戻る、というよりは今の時代に合わせつつ、何か良い方向性は無いかなというのを常に考えたい。


「昔は良かったよね」とか「オジサンたちはなんか楽しそうですよね」で終わりたくない感じがある。


ひとつ言えるとすれば、クローズドなコミュニティであっても良い知見は何らかのカタチでインターネットの海に放流しておいてほしいということ。開けていて欲しいということ。
道は細くても、たどり着ける道がないよりはマシということかもしれない。



レコメンドや検索エンジンを特別批判したいわけではない。時代とともに変遷した結果の今なので、今悪く写ってるだけとも言える。悪いと言うより、食傷気味というのが近そう。

レコメンドや検索エンジン自体が良くなっていくのも大事だし、作る側、ユーザー側がレコメンドや検索エンジンの海をうまく乗りこなす術を更に磨くというのが、良い気がする。理想論ぽいけど。


理想はありつつ、捨てたくなるぐらいに色々な難しさを持つものになってきているという前提知識は持っておいたほうがスマートな気がする。


レコメンドも検索もない世界で思いつくのが
本の世界である。
名著と呼ばれるような本であれば間違いないだろうというところはある。

どこかの若者が「本ってコスパがいいんですね」と言っていたというのをどこかで聞いたのが印象的。


しかし、出版自体も以前に比べて難しくはなくなってきている。
はじめは有益なことを書いてあり、読み込むうちに自分のサイトやコンテンツに誘導するような本に出会ったことが何度かある。
また詳しい人から見れば全然、的外れである本もたくさん出版されている。

そういったところを踏まえると、手放しに本だから良いと言える時代でもなくなってきている。


ウダウダ書きましたが、明確に自分の答えがあるわけではありません。すみません(ここまで読んでくれ方には申し訳ないですが)

でもどうしていくのが良いのか。というのは考えてみたい。


まず、レコメンドも検索エンジンも、僕としては中の人ではないので、どちらかというと与えられた側。
与えられたものに文句ばっかり言っても仕方ないなと言う面もある。今までありがたく使ってきたのも自分である。


なので、最近は何かコミュニティなりを活性化をして、最終的にインターネットに放流しておくのが良いかななどと考えている。明確な答えがあるわけではなく、考え続けている最中。


ネットでの会話、懇親会、カンファレンス会場の廊下、二次会、登壇者とのふとした会話、帰りの電車なんでも良いけど
様々なコミュニティの活発さを作っていければなと思ったりします。


正直に言うとX(Twitter)で色々生まれにくくなってる気がするのが一番困るかもしれない。代替のSNSで同じような盛り上がりを作るのが難しそうで。


ともかく、個人レベルでやれることから、何か良い流れが作れていければと思う。微力ながら。



2024/01/05 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 2023年のふりかえり(やんくver.)

2023年のふりかえり(やんくver.)

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あー、すっかり振り返りが遅くなって
なんやかんや言ってる間に新年早々いろんな事件というか問題が起こりすぎて振り返りなんていうテンションじゃなくなってきちゃったんですけど。
まぁ一応毎年やってるのでやっていきましょうか。

皆さんも落ち着かない新年になってるかなと思いますけど。
これでも読んで気を紛らわしてください


忙しい1年であった。それに尽きる。
仕事はタイトなスケジュールが多かったりとか。
兼務でマーケターをやっていたというのも大きい。
兼務については、noteに詳細を書きました。
https://note.com/yy_yank/n/n664b0de1268b

自分の意識や事業との関わり方っていうのが
結構大きくかわった1年ではあった。

プライベートは子供が生まれたことで
出産前後のなんやかんやがたくさんあり、これも忙しかった。


ところで、あまり「忙しい」という言葉は使いたくないし
それを言い訳にしたくないと思っている。

「忙しい忙しい〜」と日頃言ってるようなやつには、
皆が気を使ってしまうし、楽しい話も転がってこなさそうなので。

ただまぁ、そうも言ってられないぐらいに
前年度比で業務量を増やしたので
「忙しい」と表現せざるを得ないのがちょっと負けた気分ではある。


  • 時間管理
  • 運動
  • 毎月ブログを書く

>時間管理

未達。

昨年より寝落ちが減ったという意味ではやや成功。

しかしプライベートでも仕事のことを考えている時間が多かったため、自己研鑽や趣味、家庭に熱心に何かやるというのができなかったのは大きい失敗。

>運動

達成。筋トレとウォーキングを1年間続けて体重も4〜5キロ減ったので明確に達成と言ってよいだろう※

※年末年始で見事に体重がリバウンドしたというオチはあるが

>毎月ブログを書く

達成。定量数字としてはなんとか持続した。

一方で技術よりの内容や実際にコードを書いたり試したりという基本的な活動が出来てなかったのが悔やまれる感じ。好きなコード書いて遊んでたいんや


とにかく今年は忙しすぎてあまり記憶にないんだけれども、

色々と思い出して1月から。

1月

1月に何をやっていたか。確かあれだな。結構大きいリリースを控えていて、それを頑張ってやってた記憶があります
あと、確か身内が自転車で事故に遭い、軽い打撲で済んだのは幸いだったが、事故処理全般やケアみたいなところをしたりしていてちょっと気が休まらなかった記憶がある。

あと、Kindle Paper Whiteを買った。

買うのは数年ぶりであったが、比較するとスペックが段違いだったので、買い換えただけで幸せになれた。

月末は胃腸炎になって、嘔吐で死にかけていたのを鮮明に覚えている
あれは本当にツラかった。妻と僕二人共ダウンしている状態で、娘は回復し、保育園に送り届けられたのがせめてもの救いだった気がする。保育園に預けられなかったら更に地獄だった。

2月

2月は目立ったことは特にないかなぁ。
お家を2022年買ったので、その確定申告が大変だった。
あと、ここだけの話、この時期は視野を広く色々考えようと
ちょびっとだけカジュアル面談とか受けたりしてたような気がする。
2024年の1月現在は、今の仕事にまた注力しようというモードなのでアレなんだけど。
色々フラフラと自分は移ろい行くけど、「良き仲間と楽しいことをしたい」というところだけはブレないところかもしれない。
この頃に色んな会社の話を聞いて刺激を受けたのが、今の自分とかに活きているので感謝している。

3月

特に記憶がない。WBCが盛り上がって楽しかった。

4月

自作キーボードを久しぶりに作った。Corne Cherry。
未だに使っていて楽しい。

MiniAxe、Uzu42、Corne Cherry。この3つがすごい好きでどれもずっと使っていきたい。

5月

この頃からティアキン(ゼルダ)をやり始めていたらしい。
実は、大事にやり込みすぎて、まだ全クリしていない。
そろそろ全クリしたい。
なんかすぐリリースしないといけない機能が立て続いてめっちゃコード書いてた。たしか。

6月

JJUG CCCで久しぶりにオフラインで色んな人に会った。
マスクをつけており、数年ぶりに会う人ばかりのため、ほとんどの人に気づかれなかった。溢れ出る存在感のはずなのに、なぜ。

7月

業務で、今までやってこなかった領域がドッと増えて大変。でも楽しい!なんもわからんのが楽しい!っていうのをやっていた。

8月

お盆で妻の実家に帰ってラーメンを食べたり、
マーケの仕事の課題で頭を抱えたりしていた。

9月

頭を抱えていたマーケの仕事が1つなんとかなった。

10月

新たな仕事がまた増えて、
面白くなってきやがったって感じになっていた。
仕事で色々な課題があって頭を抱えていた。

11月

いろいろな課題はなんとかなった。
新しいマーケの仕事で頭を抱えていた。
子供がもうすぐ生まれるということもあり、今がラストチャンスや!
とばかりに、いろいろな人と飲みに行ったりしていた。

12月

師走。仕事が集中しバタついた。
頭を抱えていたマーケの仕事はなんとかなった。
育休に入るためのこまかな引き継ぎ的なものなども発生したため、まさに師走だった。

そして、臨月。無事に子供が生まれた。母子ともの無事で本当に良かった。生まれてからも、すくすくと育っている。

余談だけど、子供が生まれてから自由な時間は減るだろうと、短めに髪の毛を切っておいたのは正解だった。
これまで、一応美容院に通っていたりしたのだが、割り切ってQBハウスでええんちゃう?と行ってみた。

結論、結構満足度が高かった。必要十分のオイシいところはしっかり抑えつつ、安い、早い。

一周回ってこれぐらいが丁度いい。

自分にとっては、変化の多い1年だった。

プライベート面だと、子供が生まれた。ここだけの話。めちゃくちゃ可愛い。

仕事の変化も大きかった。それを転職などせず、同じ会社、環境下で発生させることが出来たのはなんとなく良かったのかなと思っている。
しんどいタイミングも多かった分、乗り越えることもたくさん出来た。

あと、課題もたくさん見えてきた。
ちょっと変かもしれないけど、課題がたくさんある、考えていけるというのが嬉しい。


  • ラクをする
  • 時間管理
  • 毎月ブログを書く

この3つ。

ブログについては、毎年の目標なので割愛。

ラクをするに関しては、自分含めチーム、事業の各チームみんな。
みんなラクして楽しくやりたい。そして、抽象的だけど、本質的な価値や課題、理想に向き合う時間を増やしたいなと思う。
特に2023年の反省としては、「やれるだけやることに振り切った」ため、業務量を自分が抱えすぎた。ここをうまく捌いて自分がラク出来る仕組みなりなんなりを仕込んでいこうと思っている。

仕事は仕事でありつつ、プライベートの時間管理も引き続き目標にしたい。


だいぶ長くなってしまった感があったけど、今年の振り返りでした。
自分にとっては割と色々あった1年だったし、しょうがない。
みんなに読んでもらう文章と言うより、どっちかというと内省的な文章が多かったと思うけど、なんか面白がってもらえれば幸いかなと思います。

それでは2024年、皆にとって、ここから良い年にしていきたいですね。

各々やれることをやっていきましょう

2023/12/27 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - モジュラーモノリスの簡単さ/難しさ

モジュラーモノリスの簡単さ/難しさ

はい、というわけで今回はね。モジュラーモノリスの簡単さ、難しさというタイトルでやっていきたいと思うんですけれども(ユーチューバー風)
実際にモジュラーモノリスに取り組もうとして感じた簡単さ、難しさに関して今日は書いていこうと思います。

2023/11/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - リアーキテクチャはROIと共に語っても良いんじゃないか

リアーキテクチャはROIと共に語っても良いんじゃないか

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なんか、ずっと腑に落ちてないことがあって。
「XXで生産性を上げる」とか「技術的負債をなくす」とかよく言いますよね。

その志はとても良いのですけど、じゃあ実際にやってみて、その結果どのぐらい生産性が上がったのか、負債がなくなった結果どういう効果が得られたのかというのはあまり聞かない。

2023/10/08 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - リファクタリングって何なのか 〜掃除から紐解くリファクタリング〜 というスライドを作った

リファクタリングって何なのか 〜掃除から紐解くリファクタリング〜 というスライドを作った

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リファクタリングと掃除でも比較してみるかぁ、と愚かなことを思いついて書きました。

ブログにしようかなとも考えたのだけど、多分スライドとかの方がわかりやすいかなぁと思ってスライドにした。

https://speakerdeck.com/yyyank/jie-ju-rihuakutaringututehe-nanoka-sao-chu-karaniu-jie-kurihuakutaringu-refactoring-vs-room-cleaning


自分は掃除が苦手なので、結構部屋が散らかりがちで
頭の中では分かっているのだけど、みたいなことがよくある。

日常の中で生活できてしまっているから、散らかってるのは分かっているのだけど掃除しないんだよね。という。
これはなんかリファクタリングに似てる気もする。というのが発端だった。

リファクタリングって自分の中でどういうものなのだろうというところの整理としてやってみたのだが、案外「掃除をする」ということ自体の整理にもなった。

2023/09/22 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 長い文章が読めなくなり、コードが書けなくなってきた

長い文章が読めなくなり、コードが書けなくなってきた

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タイトルは釣りだけど、本当です。



世の中はスマホファースト、モバイルファースト。
何でもスマホで完結するようになってきました。

昔だったらスマホで見れるものにも限りがありましたが、
今や動画コンテンツ、音声コンテンツ、様々なメディア、ECサイトなど何でもスマホで見れるようになりました。

手軽に見れて嬉しい反面、何処でも見れてしまい
ゴロゴロしてたり集中して眺める体勢が取れていなかったりします。

また、コンテンツ量が増えすぎました。
飽和状態となり常に取捨選択を求められるため、疲れやすいです。
そのため、受動的なコンテンツに流れてしまいがちです(YouTubeなど)


結婚したり子供が出来たりというのが結構自分にとっては大きく、
環境要因でスマホで合間に見ることが多いです。
昔は四六時中、PCを常に開いてブログを読んだりコードを書いたりダラダラしてましたが、今はそうも行きません。


あと、昔はスマホで長文の英語のブログとか通勤の合間でもどこでも読めてたのですが、だんだん長文を集中して読むのがしんどくなってきました。おじさんです。


長文を読むことへの抵抗、年齢だけなのかなぁとかふと思ったりするのですが
よくよく考えると、仕事やインターネットのコンテンツ含め情報量は増え続けているのでそりゃ読むのしんどくなるよなというところも感じます。

特にコロナ以降、slackなどのみんなテキストコミュニケーションの比重が上がっているもしくはテキストコミュニケーションに全体的に慣れたのではないかと思います。
その結果、ギョーム上の情報量も増えた気がしています。
また、これは個人的な話なのですが、通勤がなくなったこと、いつでも仕事slackが眺められてしまうことにより
いわゆるON/OFF的なものがコロナ以前よりも一層なくなった気がします。
別に仕事のプログラミングだったり、仕事自体考え続けるのは仕事のようで趣味のようで暇つぶしのようなところがあるので、良いっちゃ良いのですが


このあたりで疲れやすくなったり、別のことに手がつかなくなっている感覚があります。
子供の用事とかもありますし。まぁそういうとこもありそうですが。夜眠いし。
あと、技術には興味は依然としてありますが、技術以外の興味のある分野も増えてきて相対的に薄まってしまってるのかなぁみたいな微妙な気持ちもあります。

具体的には自分はなんかこのあたりとかです

  • マネジメント
  • マーケティング
  • 組織のどうたらこうたら
  • 哲学的な何か
  • 問題解決そのもの

なので、まぁ自分の趣味嗜好の変遷はありつつ何かの技術を追うみたいな軸足はブレないようになんかブログを書いていきたいなと思いつつ

ここ数年の雑多なお悩みみたいなブログ記事でした。
根本原因はゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムの可能性もありますが、一旦考えないようにしましょう。

ではまた





2023/08/22 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 合意形成ゲーム、チームワークと個人プレー

合意形成ゲーム、チームワークと個人プレー

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さてこれを実際にブログにしてみようということで書いてみる。
それっぽく今回も怪文書を書いてますが、割と当たり前のこと書いてるやんって書き終わってから思うシリーズです。
適当に書いているのでめちゃくちゃですがお許しください


2023/07/25 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 歴史から学ぶためのソフトウェア考古学は結構必須スキルなんじゃないかと思えてきた

歴史から学ぶためのソフトウェア考古学は結構必須スキルなんじゃないかと思えてきた

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割と当たり前のことを書いてみるシリーズです

なんか最近、あんまりソフトウェア考古学的なことやらない人増えたのかなという気がして。
めちゃ忙しいとかでなくて時間があるのであればやるのがオススメかもしれないという話を書こうと思います

2023/06/22 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 自責の発言を省略しすぎると他責マンと捉えられる

自責の発言を省略しすぎると他責マンと捉えられる

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これはただの自戒の文章です。


自分の中で明らかだからといって、なにか問題が起きた時に自責の部分を端折って他の原因分析から始めてしまう。そうすると、自分の非を認めず物のせいにする、他人のせいにする、として扱われる


確かにそうなのだがあんまり考えたことはなかったので目からウロコだった。
言われてみればそりゃそうだな、なのです。なので自分は愚かだなと思う。

2023/05/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ベテランになるほどブログを書かなくなってくる

ベテランになるほどブログを書かなくなってくる

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という完全に仮説というか思考実験みたいなものを書いてみます。

2023/04/08 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ソフトウェア開発チームにおける質問と回答のクオリティの上げ方(についての模索)

ソフトウェア開発チームにおける質問と回答のクオリティの上げ方(についての模索)

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テキトウにつけたら、それっぽいタイトルになってしまいましたが、大した話ではないです。

今回は、質問と回答について。
割と当たり前の話ばかりで、簡単な話ではあるのですが。


色々な企業の開発においてはチームで普段から発生しうる大事なコミュニケーションの部分かなと思い、
なんか自分の中の整理を書いてみる。

2022/11/28 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 技術的負債じゃなく、もはや技術的不良債権

技術的負債じゃなく、もはや技術的不良債権

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何番煎じか分かりませんがバズワードについて怪文書を書きます。
自分の思考の整理でしかありません

2022/10/18 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 自分はやらなくていいや、と遠慮してしまいがちなプログラマのあなたへ

自分はやらなくていいや、と遠慮してしまいがちなプログラマのあなたへ

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何かためらってしまうプログラマのあなたへの文章です。ポエムです。
景気づけの文章なのでカッコつけてるように見えたらごめんなさい。



自分は元はといえば全然名の知れぬイチプログラマであった(今もそう)

そんな自分にとって転機となったのは Twitter とブログとイベントでの発表の機会だった

社内や現場で学ぶことに限界を感じていた自分は、片っ端から Twitter で技術的な話をしていた人をフォローした。

とにかく世界を広げたかった

今の僕のアカウントの始まりだった


そして世の中のプログラマーはブログを書いたり勉強会で発表したりするっていうことを知った

あの頃は、勉強会で発表している人やブログを書いてはてブでホッテントリになってるような人が、スターエンジニアのようで眩しく思っていた。

自分とそういった人たちの距離ってのどのぐらいあるんだろうというのは、いつも考えていた


ブログ


見様見真似で、ブログを始めた。
はじめは全く見向きもされず、無風だった。
内容は簡単なもの、稚拙なものばかりだが、自分なりに真剣に書いた。

徐々に同じ技術を使ってる人たちがコメントをくれたりTwitterで言及してくれたりした。手痛いコメントや共感のコメント、些末な指摘、全てがありがたかった。

勉強会への参加


勉強会にも参加してみた。
発表者が居て、それを聞く人がいる。懇親会になると技術について話せる。
仕事の細かいことにとらわれず、技術を中心に話せる場がめちゃくちゃ嬉しかった。

様々な勉強会に何回か参加すると、場にも慣れてきた。Twitterでハッシュタグをつけて思い思いにつぶやくと、そこから会話が生まれた。
より技術について知る機会が得られた。

勉強会での発表


話してみないか?と言われたのか話してみたいといったのかもはや覚えていないが、チャンスが来たのでやってみた。

これも見様見真似。こういうスライドがあると面白いかなとか、こういう技術の深掘り方が良いなとか、他の人のスライドの構成など参考になるものを真似しまくった。

カンファレンスでの発表


某技術カンファレンスでプロポーザルを募集していた。
自分みたいなやつが受かるわけもないよな、と思いつつ出してみた。

初めは採択されなかった。
なんだかんだ真面目に考えて応募したので地味に悔しい。
なぜ落ちたか、採択されたものとの差を考えたりした。

次の機会にも応募したところ採択した。
まさか自分が、と焦りと恐怖だったような気がする。


相当にビビりながら、カンファレンスで発表した。

めちゃくちゃ発表の練習もしたし、スライドのレビューもめちゃくちゃしてもらった。

自分みたいなやつが、というのは拭えず技術的なツッコミや当日の反応の悪さなどが怖かったが全然そういったことはなかった。

むしろ面白かったとか、勉強になったとか、よくまとまっているとか褒める声のほうが多かった。

案外こんなもんなのか。

大きい舞台で話せたことは自信になった。その分野の知識も発表するがために身につけることが出来た…気がする。


別に大きい場で発表したからといって急に偉くなったわけでもなく、仕事がデキるようになるわけでもなかった。

実際にその場に立ってみて身に沁みてわかったことでもある。

そういうところに立っていようが立っていまいがすごい人はすごい。ただそれだけのことだった。

裏を返せば、凡人の自分でもチャンスがあるということでもあった。身をもって証明した。


ここまで、体験に基づく話を書きました。
これらの体験を通して、成長出来たなとも思っている。

どれにも共通していることは

  • 知識を得てインプットとすること
  • アウトプットすること
  • アウトプットに対してフィードバックを得ること

が重要ということ。その場として自分はブログ、勉強会などを選んだ。加えて、つながりを得やすいというところも好んで選んでいる理由かもしれない。純粋に、技術で繋がれるというのが自分にとって貴重だ。今ではたくさんの感謝したい人が居る


そういう場に立ってみるというのは、視野が広がるのでやってみてほしいと思う。

言いたかったのは、勉強会の発表の場というのは別にすごかろうとすごくなかろうと誰に対しても平等に開けているということ。
発表する側、聞く側に明確にスキルの差はない。

だから「自分なんて」という人でも気にせずやってみてほしい。僕もその一人だった。


やったことがないことをぜひ、皆さんやってみてほしい。

ブログを書いたことがない人へ


書いてみましょう。何か分かるかもしれない。
自分って文章下手だな、全然読んでもらえないな、読んでもらえたな、バズったな、人の役に立ったな、自分の学びになったな。
何かは得られるはず

勉強会に参加したことのない人へ


参加してみましょう。
こんな技術があるのか、案外知ってることばかりだな、同じような悩みを持つ人がたくさんいるんだな、難しくて何もわからないな。
何かは得られるはず

勉強会で発表したことがない人へ


発表してみましょう。まずは応募してみましょう。
採択されなかったな、なんでだろ。
採択されたな、認められたということか。発表してみたけど話すの難しかったな、うまく伝わったかな。人に説明するのは自分の理解が薄いと難しいな。情報の整理って難しいな。
何かは得られるはず


ためらいのある皆さんにも、自分の学びの場として利用してやるぐらいの気持ちでやってみてほしいなと思ったりする。


何かやりたくなったあなたに


特にスピーカー!マジでタノム




2022/08/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 自分のブログのテーマはなんなんだろうな

自分のブログのテーマはなんなんだろうな

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完全に個人のブログなんだけど


  • 「Javaプログラマのはしくれダイアリー」というタイトルだった
  • Java以外の言語も色々触るようになってきたのでそもそも絞る必要もないかと思って「プログラマのはしくれダイアリー」になった
    • Javaで検索ヒットしてくる人がの流入がなくなったりしてちょっと面白かった

2022/07/13 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 30代プログラマー、中古戸建てを買うの巻(暮らし編)

30代プログラマー、中古戸建てを買うの巻(暮らし編)

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家を買った話にある程度需要があるらしいということで、ブログに書いてみます

さて、今回は前回の購入編に引き続き、暮らし編です。

※ 準備編はこちら(https://yyyank.blogspot.com/2022/07/30.html)

※ 購入編はこちら(https://yyyank.blogspot.com/2022/07/30_12.html)

2022/07/12 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 30代プログラマー、中古戸建てを買うの巻(購入編)

30代プログラマー、中古戸建てを買うの巻(購入編)

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ということで、家を買った話にある程度需要があるらしいということで、ブログに書いてみます!第二話

さて、今回は前回の準備編に引き続き、購入編です。

※ 準備編はこちら(https://yyyank.blogspot.com/2022/07/30.html)

※ 暮らし編はこちら(https://yyyank.blogspot.com/2022/07/30_13.html)


2022/07/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 30代プログラマー、中古戸建てを買うの巻(準備編)

30代プログラマー、中古戸建てを買うの巻(準備編)

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ということで、家を買った話にある程度需要があるらしいということで、ブログに書いてみます!
書いてみたら思いのほか長くなりそうだったので
記事を何本かに分けて公開予定です!
今回は家購入の準備編としています。

※ 購入編はこちら(https://yyyank.blogspot.com/2022/07/30_12.html)

※ 暮らし編はこちら(https://yyyank.blogspot.com/2022/07/30_13.html)

2022/05/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - プログラミングの手段と目的をプログラマ以外に伝える3つの例

プログラミングの手段と目的をプログラマ以外に伝える3つの例

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例えば、Javaであっても、Goであっても、Rustであっても目的のWebサービスは作ることが出来るとして、プログラマはある意味手段を好きに選べる。


そして「手段を目的化するな」とか「手段を大事にしたい」とか色々な意見が年に1回ぐらいSNSで話題になったりならなかったりする。




適当にググって出てきた記事:


で、この話題の持論を出したいというブログエントリではなく。

どうやらこの「目的」と「手段」というのはプログラマ以外には分かりにくいらしいということを聞いたので、
今回はプログラマ以外にも伝えるべく何か例えを出してみたいなという試みです。手段を選びたいとか目的を大事にしろとか、一体どういうこと?というのを具体的にイメージしやすい例を並べたい。

2022/02/22 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ドキュメントが必要な場合もあるが、それでもなるべくソフトウェアで解決したい

ドキュメントが必要な場合もあるが、それでもなるべくソフトウェアで解決したい

カテゴリ: ,




こちらツイートした内容について自分なりにあーだこーだ頭の中で考えてたものを文章に出来そうな気がしたので、ブログに書いてみる試みです。



プロダクト開発でドキュメントを書かないとどうなるか
https://product-develop.com/2c981f18e9924410bb266a5fd87343c2

特にこの記事の内容を批判したいとか反対だというわけではなく、居酒屋でオッサンがボヤいてるのと似たような感じの文章です。
…ただの個人の感想、というかポエムです


GA